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ＣＦＴ（Concrete Filled Steel Tube）は、コンクリート充填鋼管を表します。文字どおり鋼管にコンクリートを充填した構造で、主に柱に適用する構造です。    鋼とコンクリートの特性を活かしたハイブリッド構造で、従来からあるＳ造、ＲＣ造、ＳＲＣ造に次ぐ第４の構造として近年注目されています。

柱耐力・柱性能の向上

   鋼管と充填コンクリートの相互拘束効果（コンファインド効果）により、軸圧縮耐力、曲げ耐力、せん断耐力、変形性能が向上し、Ｓ造、ＲＣ造に比べ小さな断面が可能です。

工期短縮

   型枠が不要なため、建築規模によってはＲＣ造、ＳＲＣ造に比べて現場工期の短縮が図れます。(当社比)

居住性の向上

   Ｓ造、ＲＣ造に比べて柱断面が小さいこと、また耐火被覆の軽減または省略が可能であるため有効床面積を広く確保できます。

経済性の向上

   柱耐力・柱性能の向上、工期短縮、居住性の向上、これらの効果によりＳ造、ＲＣ造、ＳＲＣ造に比べコストダウンが図れます。（建物の用途、規模による。（当社比））

実物大実験

   ＣＦＴ工法の高度技術の取得、維持、向上のために（社）新都市ハウジング協会監修のもとで、実物大試験による施工実験を実施し施工認定を受けています。

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